美容外科とエステの違いとは?

ともに美を目指している美容外科とエステですが、美容外科の整形とエステの施術とでは、根本的な違いがあります。

美容外科とエステの根本的な違い

美容外科とエステは、ともに美を求める機関ということで目的は共通しています。ただ、目的は同じであったとしても、両者には根本的な違いがあります。主な違いを4つに分けて見ていきましょう。

◆業態が違う

美容外科は医療機関です。業態としては、近所にある内科や外科、眼科、歯科医院などと同じことです。一方でエステサロンは、サービス業者です。業態としては、近所にある美容院やレストラン、魚屋さんなどと同じこと。一見、美容外科もエステも似たような施術を提供しているように見えますが、根本的な業態が違うため、提供しているサービスの質や種類がまったく異なります。

◆手法が違う

同じ美容効果を狙った施術であったとしても、美容外科には、医療機関にしか認められない手法で施術を提供することができます。一方でエステサロンは民間企業のため、施術の手法は限られてしまいます。たとえば、美容外科ではメスや麻酔を使った治療行為ができますが、同じことをエステで行なうと傷害罪に問われます。

◆効果が違う

美容外科では、臨床データを元にした医学的根拠に基づいて施術を行なうことができます。それに対しエステでは、医学的根拠を背景に置きながらも、医療機関のような効果の高い機器や手法を使うことができません。結果として、美容外科とエステでは施術の効果がまったく違ってくることになります。ちなみに、エステが医療機関だけに認められた機器や手法を使った場合は医師法違反に問われます。

◆料金が違う

美容外科で提供しているメニューのほとんどには、保険が適用されません(自由診療)。美容外科で導入している機器や薬剤なども高額なことから、患者が支払うべき料金も高額になります。一方でエステサロンには、医療機関のような高額な設備投資は必要ありません。あわせて企業間の価格競争が著しいことから、医療機関に比べればエステのほうが料金は安くなるでしょう。

【具体例】医療レーザー脱毛と光脱毛の違い

美容外科でもエステでも、どちらでも提供している脱毛。美容外科での脱毛のことを医療レーザー脱毛と言い、エステで提供している脱毛のことを光脱毛と言います。
美容外科とエステの違いを理解するうえで、脱毛サービスを比較してみると分かりやすいでしょう。

◆医療機関の脱毛

医療機関で使用している医療レーザー脱毛器には、毛を成長させるための細胞を破壊する力があります。そのため、レーザーの影響を受けた毛根からは、基本的に二度と毛が生えてくることはありません。いわゆる永久脱毛が可能ということです。脱毛が完了するまでに5回~6回の施術が必要となりますが、完了すれば一生涯ムダ毛の処理から解放されます。

◆エステの脱毛

エステで使用している光脱毛器には、毛を弱らせる力があります。ただ、毛を成長させるための細胞を破壊する力まではありません。一時的な脱毛効果、抑毛効果、毛の生えるスピードを遅くする効果などは期待できますが、永久脱毛効果は期待できません。脱毛コースが完了しても、しばらくするとまた毛が再生してくるので、エステで永久脱毛をしたいのなら、永久に施術に通い続けなければなりません。

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