加圧系の着圧でお腹痩せの効果はある?
加圧系商品のお腹が痩せる効果が本当かどうかについてを解明します!その中でも本当に効果のある商品と効果の内容を紹介しています。
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加圧系のお腹痩せ効果について
なかなか痩せることができないお腹。最近はやっている加圧系の衣類は、着るだけで体を着圧して、ぽっこりしたお腹を凹ませると言われていますが、その効果は本当なのでしょうか?着るだけで痩せられるのであれば、誰でも簡単にお腹痩せができそうです。こちらでは、加圧系のダイエット効果や、本当に効果が期待できる商品についてご紹介しています。
加圧系は着るだけではダメ?実際には運動が必要
加圧系の商品の中には、確かに、体に対して一定の効果があるものもあるようです。ですが、「着ているだけで痩せられる」ということはありません。ただ加圧系を着て、横になってテレビを見ているだけでは、ダイエット効果を得ることはできないでしょう。
着圧をする商品の効果が発揮されるのは、運動をするとき。つまり、着圧をする商品を使って痩せようと思ったら、結局は運動をしなければいけないということです。運動をするときに加圧系の商品を着るということでしたら、運動に対する効果は得ることが出来ると思います。ただし、ほとんど効果が得られない加圧系の商品もあるので、効果が期待できるものを購入しなければいけません。
加圧系の商品で本当に痩せられるのは?
それでは、加圧系の商品で本当に痩せられるのは、どのような商品なのでしょうか。体に対して一定の効果が期待できる商品は、次の2つのみです。
コンプレッションウェア
コンプレッションウェアは、科学的な根拠に基づいて作られている商品です。各スポーツウェアメーカーから販売されていますが、運動時にコンプレッションウェアを着ると、疲れにくくなると言われています。
コンプレッションウェアは体に着圧効果を施すことによって、血液の流れを良くする働きがあります。そのため、運動中に着用することで心拍数の上昇を抑え、疲労感を軽減させてくれるのです。また、筋肉や関節にかかる負荷を減らしてくれるので、筋肉痛や関節痛になりにくくなるという効果も期待できるでしょう。
疲れにくくなること、体への負担が少なくなることから、運動中にコンプレッションウェアを着ることはおすすめできます。ですが、コンプレッションウェアを着て運動をしたら、お腹が痩せやすくなるという事ではありません。あくまでも、「血流を良くする」という効果を得るための衣類です。コンプレッションウェアで得られるダイエット効果を挙げるとすれば、「疲れにくくなることで長時間運動ができる」ことでしょう。
弾性ストッキング
弾性ストッキングは医療用として用いられている加圧商品です。こちらも、上でご紹介したコンプレッションウェアと同様の効果で、着圧によって血流を促進させる働きがあります。下半身のむくみ取りのために着圧ストッキングが販売されていますが、それと同様にむくみ解消の効果が期待でき、着圧ストッキングよりも効果は高いとされています。
ですが、弾性ストッキングは、血流に障害がある疾患の治療用として使われているもの。ダイエットのために使用されるものではありません。通販で購入できる場合もありますが、本来であれば、医師の処方によって使用が許されるものなので、自己判断で使うことは危険です。合わない弾性ストッキングを使用すると、むくみが悪化する、合併症を引き起こすなどのリスクがあります。
加圧系の商品で痩せられないものは?
体に対する効果が期待できる商品をご紹介しましたが、反対に、効果が期待できない商品もあります。間違った加圧系商品を購入してしまわないように、効果が期待できないものについてもご紹介していきます。
加圧トレーニングと同じ効果が得られるという商品
最近人気の加圧系には、「加圧トレーニング」というものもあります。止血バンドを使って筋肉への酸素量を調整し、筋肉の成長を促進させるというトレーニングです。このトレーニング法は体の理屈に合っているので、効率的に筋肉をつけることができ、正しく活用すればダイエット効果を期待できるでしょう。
ですが、着圧をするシャツなどで加圧トレーニングの効果を得ることはできません。なぜなら、衣類で加圧するということは、ただ血流を悪くしているだけだからです。加圧トレーニングは、専門家がその人にとって適切な加圧を行うからこそ成功するもの。着用している部分を締め付けているだけの加圧系の衣類では、同じ効果を得ることはできないのです。
加圧で筋肉を鍛えることができるという商品
「着圧することで24時間筋トレの効果が得られます」と謳っている商品を見たことがある方も多いでしょう。確かに、24時間ずっと筋トレの効果が得られるのなら、ぽっこりしたお腹を凹ませることもできそうです。ですが、着圧によって筋トレの効果が得られるということはありません。
筋肉を発達させるためには、筋肉に瞬発的な負荷をかけて、筋肉の線維を壊さなければいけません。壊された筋肉は、以前よりももっと強い筋肉になろうとするため、筋肉を傷つけることで筋力がアップします。
ですが、加圧系の商品は、着圧によって筋肉を緩やかに締め付けているだけなので、筋肉を傷つけることはありません。このことから、加圧系の商品を着るだけで筋トレができるということはあり得ないでしょう。
着圧で基礎代謝がアップするという商品
「着圧をすることで脂肪が燃焼する」「着ていれば基礎代謝がアップする」という商品もよく見かけます。ですが、基礎代謝をアップさせて脂肪を燃焼させるためには、筋肉をつけなければいけません。上でもお話ししたように、加圧系の商品だけで筋肉を大きくすることはできないので、代謝の良い体になれるとは考えにくいです。
加圧系の商品で基礎代謝がアップするとすれば、着圧によって姿勢が良くなることが原因でしょう。姿勢の悪さは筋肉の衰えを引き起こすため、姿勢が良くなれば適切に筋肉を使うことができ、代謝がアップすることは考えられます。ただし、この効果は、適切な姿勢矯正が行える商品に限られます。
着圧によってお腹やウエストが細くなるという商品
着圧によってお腹を締め付けて、体の補正をするという商品です。確かに、中世ヨーロッパの女性はコルセットによってウエストを細くしていましたし、中国では子供に小さな木靴を履かせることで、足を成長させないということも行われています。これらの理論によると、着圧で締め付ければ、お腹やウエストが細くなるような気がするでしょう。
ですが、コルセットや木靴と比べれば、加圧系商品の締め付け効果はとても弱いもの。脂肪を上から抑えつけている状態なので、コルセットや木靴などと同じような効果は得られないと思われます。さらに、コルセットを着用すると筋肉を使わなくなるので、筋力が低下するという可能性も。お腹がへこむどころか、腹筋が衰えてしまうリスクも考えられるのです。
加圧系よりも効果的で簡単なダイエット法は医療痩身!
加圧系の商品に見てきましたが、着圧をするだけでお腹痩せが実現するということは、まず考えられないということが分かりました。それでは、やはり簡単に痩せられる方法はないのでしょうか?
簡単にお腹痩せが実現して、着圧よりも高い効果を期待できる方法としては、「医療痩身」が最もおすすめの方法です。医療痩身というのは、美容クリニックで行われる治療を用いたダイエット法のこと。医療の力を使ったダイエットなのですから、その効果はかなりのものです。
医師の管理の下で効率よく脂肪を減らすことができるため、安全性と高い効果が両立できる方法だと言えるでしょう。
クリニックには切らないダイエット治療もある
美容クリニックでの医療痩身というと、脂肪吸引などの「体を傷つける治療」を行う、というイメージがあるかもしれません。ですが、最近では、メスを使わずにすっきりと痩せられる治療法も増えてきて、多くの方が医療痩身を気軽に行っています。ここからは、皮膚を切る必要のない医療痩身について、いくつかご紹介していきましょう。
LIPOcel(リポセル)
HIFUと呼ばれる技術によって、超音波で皮下脂肪に熱を与え、脂肪細胞を溶かして排出させる治療です。1度照射するだけで、ダイエット効果を実感することができると言われています。
- 相場:腹部全体(30サイト)/180,000円~240,000円
- ダウンタイム:なし
イタリアンシェイプ
超音波の熱によって、脂肪細胞の中にある脂肪を放出させ、体外に排出させる治療法です。メスを使わず、痛みや腫れが起きる可能性もないので、高い安全性を誇っています。
- 相場:1回/50,000円~55,000円
- ダウンタイム:なし
キャビテーションシェイプ
超音波によって脂肪細胞の中の脂肪細胞膜を壊し、脂肪を溶かして排出させる治療。壊脂肪細胞自体を減らすことができて、セルライトにも効果的です。
- 相場:1回/30,000円~32,000円
- ダウンタイム:なし
エンダモロジー
医療専用の機器を使用して、セルライトや脂肪を分解し、体外に排出させる治療法。ローラーでマッサージするだけで、むくみの解消、脂肪の排出などが行えます。
- 相場:1回(35分)/7,000円前後
- ダウンタイム:なし
AC-BODY
低周波を発生させるパッドを体に貼って通電させることで、皮下脂肪と内臓脂肪を減らして、インナーマッスルを鍛える治療。メタボリックシンドロームの方の治療にも使用されています。
- 相場:1回(30分)/7,800円~12,000円
- ダウンタイム:ほとんどなし
カーボメッド
体の中に炭酸ガスを注入することで、新陳代謝を促進させ、セルライトや脂肪の分解を促進させます。針を使用しますが、とても細い針を使用するため傷痕などは残りません。
- 相場:腹部1回/10,000円~32,000円
- ダウンタイム:なし
メソセラピー
痩せたい部分に薬剤を注入することで、脂肪を溶かして体外に排出させる方法です。脂肪の燃焼を促進させる成分や、代謝を促進させる成分も配合されているので、太りにくい体質になることができます。
- 相場:1回(両手のひら大)/30,000円~60,000円
- ダウンタイム:ほとんどなし(人によって僅かな腫れがある)
ボトックス・ニューロノックス注入
こちらはお腹用の医療痩身ではなく、ふくらはぎに対応するものです。ボツリヌス毒素から抽出された薬剤を注入することで、ふくらはぎの筋肉を委縮させ、細くする治療法。
- 相場:両ふくらはぎ1回:58,000円~120,000円(使用薬剤によって異なる)
- ダウンタイム:人によっては1~2週間程度の内出血。入浴は3日後から可能。
ダイエットピル
こちらは内服薬による医療痩身法です。脂肪の吸収を抑制する治療薬や、食欲を抑える治療薬を服用することで、辛い食事制限をすることなくダイエットが実現します。
- 相場:1錠/300円~500円
- ダウンタイム:なし
BBX(ダイエットサプリメント)
「コルチゾール」という物質の分泌を調整して、ダイエットのストレス緩和、満腹感の調整などを行うサプリです。脂肪の燃焼を促進させてくれる効果も期待できます。
- 相場:1箱/10,000円前後
- ダウンタイム:なし
ダイエットに成功したいならまずはカウンセリングを
着圧効果によるダイエットの効果と、切らない医療痩身についてご紹介してきました。加圧系による着圧でのダイエット効果は不確実なところが大きく、時間が無駄になってしまう可能性もあります。その点、医療痩身なら、短時間の治療で確実性の高い効果が得られるので、絶対にダイエットを成功させたいという方には最適です。
そうは言っても、いきなり医療痩身を受けることを決断するのは勇気が要ること。ですから、まずはクリニックに行って相談してみてはいかがでしょうか?ほとんどのクリニックでは「無料カウンセリング」を行っていて、医師に直接ダイエットの相談ができます。カウンセリングを受ければ、患者の希望やライフスタイルを考慮した上で、あなたに一番合った治療法を提案してもらえるでしょう。
なかなか続かないダイエット、なかなか凹まないお腹…。ダイエットの悩みを抱えている方は、ぜひ一度、無料カウンセリングを受けてみてください。

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